Bootstrap 3 : CSS 順次追加
概要
HTML5 doctype
BootstrapはHTML5が必要です。
<!DOCTYPE html> <html lang="en"> ... </html>
モバイルファースト
Bootstrapはモバイルファーストです。
- 適切にレンダリングされ、タッチでズームされるように、
<head>
内にviewportメタタグを追加して下さい。
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
- ズーム機能をオフにすることもできますが、おすすめしません。
user-scalable=no
を追加- スクロールしかできません。よりネイティブアプリのような感じにできます。
- 注意して使用して下さい。
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0, maximum-scale=1.0, user-scalable=no">
レスポンシブイメージ
親要素に合わせてイメージの大きさが変化します。
.img-responsive
をimgタグに追加
<img src="..." class="img-responsive" alt="Responsive image">
文字とリンク
Bootstrapの基本スタイル
body
にbackground-color: #fff;
を設定しています- 文字のベースとして
@font-family-base
,@font-size-base
,@line-height-base
属性を使っています - 全体のリンクの色は
@link-color
で設定します。下線は:hover
のみに適用しています
これらのスタイルはscaffolding less
で見つけて下さい。
ノーマライズ
よりよいブラウザのレンダリングのために、normalizeを使用しています。
コンテナ
.container
内にコンテンツをラップすることで、ページコンテンツを中央に配置しています。
<div class="container"> ... </div>
グリッドシステム
- Bootstrapのグリッドシステムは、デバイスやviewportに合わせ最大12列に増大します。
- そのためにクラスが用意されています。
- mixinsを使えます
導入
グリッドシステムはコンテンツを保持する行と列の連続でレイアウトを組むために使われます。
- 行は
.container
内に配置する。(3.1では.container-fluid
も可) - 行は水平方向に列のグループを作るためにつかう。
- コンテンツは列の中に配置する。列のみが行の直下の要素であるべき
- グリッドレイアウトをすぐに作れるように、
.row
や.col-xs-4
といったクラスが定義されています。 よりセマンティックなレイアウトのためにLESSのmixinsを使えます - 列は、列の間の隙間を
padding
を用いて作ります。最初と最後の列については、 このpaddingは.row
に定義されたネガティブマージンによって相殺されます。 - グリットカラム(列)は12の利用可能な列を指定することで作成できます。
- 例: 3等分する列は
.col-xs-4
を使う
- 例: 3等分する列は
適用する際はサンプルをご覧下さい。
最大幅レイアウトとグリッド
viewportの最大幅まで広がる流動的なレイアウトを作成するときは、
.row
に指定されているmargin: 0 -15px
を相殺するために、
グリッドのコンテンツをpadding: 0 15px;
を持つ要素でラップすること。
メディアクエリ
グリッドオプション
Gridクラスは、同じかより大きいスクリーンに適用され、 小さいサイズ用のクラスを上書きする
.col-md-
はミディアムサイズと、より大きいデバイスの両方に影響する。
(.col-lg-が設定されていない限り)
文字
Headings
<h1>
から<h6>
まで利用可能。 また、インラインでヘディングのスタイルが欲しいときように.h1
から.h6
までのクラスがある。- heading内のサブテキスト用に
<small>
タグまたは.small
を使える
Bodyの文字
デフォルトでは
font-size
は14pxline-height
は1.428<p>
はline-heightの半分が計算されて、下のマージンとなる。(デフォルトでは10px)- リード文には
.lead
クラスをつけて目立たせることが出来る。 - variables.less内のLESS変数を編集できる:
@font-size-base
@line-height-base
表現
- 小さい文字
<small>
タグで親要素の85%の大きさ- インラインの要素には
<small>
タグの代わりに.small
を使える
- 太字
<strong>
- イタリック
<em>
代替表現
HTML5えは自由に<b>
や<i>
を使って良い。<b>
は特別な意味を持たせずに、太字を強調するとき。<i>
は声や、技術表現などにつかう。
- 配置用クラス
<p class="text-left">Left aligned text.</p> <p class="text-center">Center aligned text.</p> <p class="text-right">Right aligned text.</p>
- 表現用クラス
<p class="text-muted">...</p> <p class="text-primary">...</p> <p class="text-success">...</p> <p class="text-info">...</p> <p class="text-warning">...</p> <p class="text-danger">...</p>
特殊性への対処
他のセレクターとの兼ね合いで表現用クラスが効かないときは、文字を<span>
で囲ってやるとよい。
略記
- 基本的な略記
<abbr>
タグとtitle
属性。カーソルを置き続けると、title
属性の文字が表示される。
<abbr title="attribute">attr</abbr>
- イニシャル
- やや小さめの文字で表示される。
class="initialism"
を指定
- やや小さめの文字で表示される。
<abbr title="HyperText Markup Language" class="initialism">HTML</abbr>
- アドレス
<address>
タグ。<br>
をラインの末尾につけてフォーマットを保つ。
<address> <strong>Twitter, Inc.</strong><br> 795 Folsom Ave, Suite 600<br> San Francisco, CA 94107<br> <abbr title="Phone">P:</abbr> (123) 456-7890 </address>
引用(Blockquotes)
- デフォルト
任意のHTMLを<blockquote>
で囲みます。
普通の用途には<p>
がおすすめです。
<blockquote> <p>Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit. Integer posuere erat a ante.</p> </blockquote>
- オプション
<small>
タグを使い情報源を記します。- Bootstrap3.1.0では
<footer>
- Bootstrap3.1.0では
- 情報源の名前を
<cite>
タグで囲みます(引証を表す) <blockquote>
タグに.pull-right
を使うことで、右寄せにできます。- Bootstrap3.1.0では
.blockquote-reverse
- Bootstrap3.1.0では
<blockquote class="pull-right"> <p>Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit. Integer posuere erat a ante.</p> <small>Someone famous in <cite title="Source Title">Source Title</cite></small> </blockquote>
リスト
- スタイルなし
直下の要素にのみ適用されるため、ネストされたものには再度指定。
<ul class="list-unstyled"> <li>...</li> </ul>
- インライン
<ul class="list-inline"> <li>...</li> </ul>
- 説明要素(ディスクリプション)
<dl> <dt>...</dt> <dd>...</dd> </dl>
- 水平の説明要素
<dl class="dl-horizontal"> <dt>...</dt> <dd>...</dd> </dl>
水平の説明は、文章が長過ぎる場合自動で文字が折り返される。
狭い画面では、通常の説明要素のように表示される。
更新履歴
2014/02/05 - 引用に関して3.1.0に伴う変更と、リストの追加。
リンク
- blockquote 要素 - コンテンツのグループ化 - HTML要素 - HTML5 タグリファレンス - HTML5.JP
- cite and blockquote – reloaded | HTML5 Doctor